ゴキブリ駆除後にまた出たら?再作業は無料?保証の見方と相談方法
業者に駆除を頼んだのに、またゴキブリが出た。再び料金を払う前に、保証で頼める仕事を確認しましょう。記録すること、保証の5項目、実際の2社の制度、相談文の例、返事を待つ間の対策を図解します。
「お金を払って駆除してもらったのに、また出た」。やっと安心できると思っていたぶん、がっかりしますよね。もう一度料金を払う前に、まず施工した会社へ連絡して、今回の状況が保証の対象になるかを聞きましょう。
無料でやり直してもらえるかは、契約したプランと保証の条件で変わります。見つけた日・場所・虫の様子をメモし、見積書や保証の案内を手元に置けば、相談を始められます。原因を自分で突き止める必要はありません。
また出たのは駆除の失敗?最初に残したい3つの記録
もう一度見かけたという事実だけでは、駆除がうまくいかなかったのか、外から別の虫が入ったのかは分かりません。室内の虫を駆除することと、その後の侵入を防ぐことは別の対策です。施工した場所や使った薬剤も含めて、担当者に状況を見てもらいましょう。
「弱っているから薬が効いた証拠」「小さいから家で繁殖している」と、見た目だけで決めつけないようにしましょう。連絡するときは、次の3つを分かる範囲で伝えると、前回の作業と照らし合わせてもらいやすくなります。
- いつ:見つけた日と時間帯。作業をしてもらった日も添える。
- どこで:キッチン、洗面所、玄関など。前回と同じ場所か、別の部屋か。
- 数と様子:何匹見たか、生きていたか、死骸だったか。何日も続いているなら、その回数も。
無理なく撮れるなら写真も残します。怖くて撮れなかったり、見失ったりしても、相談を諦める必要はありません。「写真はありませんが、昨夜キッチンで1匹見ました」と伝えれば大丈夫です。
「保証あり」なら無料?見ておきたい5つの約束
「半年保証」と聞くと、その間は何でも無料で頼めそうに感じます。でも、期間は保証の一部です。何が起きたら、どこまで対応してもらえるのかを見ていきましょう。
| 確認すること | 聞きたい内容 |
|---|---|
| 期限 | いつからいつまでか。期限内に連絡すればよいか、訪問も期限内である必要があるか。 |
| 対象 | 契約した虫・建物・部屋はどこか。前回と別の場所で出た場合も含むか。 |
| 仕事内容 | もう一度調べるだけか、薬剤の処理もするか。すき間をふさぐ工事は別か。 |
| 回数 | やり直しは何回までか。その後も出たときは、どう相談するか。 |
| 費用 | 保証を付ける料金と、保証を使うときの料金。出張・調査・追加工事は別か。 |
この5つは、どの会社にも同じ条件があるという意味ではありません。自分の契約に当てはめて、分からない部分を聞くための項目です。再作業が無料でも、希望して追加する工事まで無料とは限らないため、訪問前に分けて説明してもらいましょう。
見積書や保証書だけでなく、申込時のメールやメッセージも見直します。「保証あり」の一言しか残っていなければ、今からでも対象の仕事と費用を文章で送ってもらうと、行き違いを減らせます。
定期契約と追加オプションでは何が違う?実際の2社で比較
実際に、保証の付き方が違う2つの例を見てみましょう。どちらが優れているかを決める表ではなく、自分が申し込んだ内容を読み解くための比較です。
| 会社・制度 | 保証で案内されている対応 | 対象と費用の見方 |
|---|---|---|
| ダスキン ターミニックス/満足の保証 | 対象となる定期契約で害虫が再び出たとき、無料で再作業。 | 最初から複数回または複数月のサービスを契約した人が対象。単発の依頼には、この定期契約の保証をそのまま当てはめられません。 |
| ヤマトゴキブリ研究所/再発防止保証 | 保証期間中に再発したとき、再対策を案内。期間は6か月。 | 保証は追加オプションで15,000円(税抜)。駆除代とは別に保証を申し込む費用が必要です。 |
ダスキンのゴキブリなどの保証は、契約対象の物件で、2回目以降の作業日から次の作業日までに対象の害虫が出た場合という条件です。初回は効果を見るための4週間の観察期間があります。これは同社の契約上の条件で、すべての駆除で「4週間は連絡せず待つ」という意味ではありません。気になる状況は担当店へ伝え、次の確認方法を相談しましょう。
ヤマトゴキブリ研究所の例で混同したくないのは、保証を付ける費用と、再対策にかかる費用です。15,000円は税抜きのオプション料金として案内されています。申し込むときは、駆除代と保証料を合わせた税込み総額、再対策の仕事内容や訪問費を見積もりに残してもらいましょう。
自分の申込内容を見て、まず「契約したプランに保証が含まれているか」「追加で申し込むものか」を確かめる。次に、今回出た虫や場所が対象に入るかを聞く。この順で読むと、保証の期間だけを見た勘違いを防げます。
何と伝えればいい?そのまま使える相談文
最初の連絡では、作業した日、再び見つけた状況、知りたいことをまとめます。たとえば、次のような伝え方です。
日付や数は、実際に覚えている内容に替えてください。別の部屋で見た場合や、死骸だけだった場合も、そのまま書けば十分です。施工時にもらった受付番号があれば添えると、契約を探してもらいやすくなります。
返事をもらったら、次に何をするかまで決めておきましょう。
その場で追加の仕事を申し込む必要はありません。説明と金額を確認してから決めましょう。頼んでいない高額な作業を迫られるなど、契約や請求で困った場合は、消費者ホットライン188へ相談できます。
返事を待つ間にできることと、避けたい自己流の追加対策
手を付けやすいのは、食べ物と生ごみの片づけです。食品を密閉し、生ごみはふた付きの容器へ。普段の整理整頓を続けながら、どこで虫を見たかを記録しておきます。
一方、業者が薬剤を置いた場所を拭いたり、トラップを移したりする前には、施工後の説明を確かめましょう。分からなければ、触ってよい場所と掃除の方法を担当者へ聞きます。「不安だから全部洗い流す」と、後の確認や対策に影響するおそれがあります。
薬剤を重ねればよいとも限りません。たとえばアース製薬の「ブラックキャップ 12個入」は、本体やその周りにスプレーなどの薬剤をかけない使い方です。これは同製品の例で、業者が使った薬剤と同じとは限りません。市販品を追加したいときも、製品の表示を守り、すでに施工した場所との使い分けを相談しましょう。
説明を聞いても疑問が解消しない、連絡が取れない、追加の提案も比べたい。そんなときは、前回の作業内容と今回の記録を持って、別の会社に相談する方法もあります。別会社への依頼費が元の保証で支払われるとは限らないので、新しい見積もりは別に確認します。
大切なのは、また出た不安を抱えたままにしないことです。まずは施工した会社へ、見た状況を伝える。保証でできる仕事と、それ以外の提案が分かれば、次に何を頼むかを決めやすくなります。
害虫対策や業者選びの疑問を、公的機関の資料や事業者の案内をもとに、暮らしの言葉でお届けします。
参考資料・編集について
以下の資料を参考に、編集部が家庭向けに構成・執筆しました。写真・イラストはイメージで、図解は本文の要点をまとめたものです。
- ダスキン ターミニックス「満足の保証」|対象契約・観察期間・再作業の条件/2026年9月28日確認
- ヤマトゴキブリ研究所|再発防止保証の期間と追加料金/2026年9月28日確認
- 千葉市「ゴキブリの生態と防除方法」|駆除方法と環境整備/2026年9月28日確認
- アース製薬「ブラックキャップ 12個入」|使用方法/2026年9月28日確認
- 国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫駆除サービスのトラブルに注意」|相談窓口/2026年9月28日確認


