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床下に入れない家のシロアリ点検はどうする?調査範囲と施工方法の確認

点検口がない、床下が低い、奥へ進めない場合を分けて相談。公式Q&Aと2026年の泡施工資料から、未確認の場所、追加工事、保証条件を見積もりで確かめる方法を紹介します。

床下に入れない家のシロアリ点検はどうする?調査範囲と施工方法の確認
図解:クラベルカ(AI生成)

床下に人が入れなくても、調査の相談はできます。まず、入口がないのか、高さが足りないのか、基礎で区切られているのかを確認し、見られる範囲と見られない範囲を分けてもらいます。

薬剤処理ができることと、床下全体を点検できることは別です。新しい工法の説明を受けた場合も、未確認の場所、必要な追加工事、施工後の点検を一緒に聞いてください。

床下に入れない理由によって、調べ方が変わる

点検口がない、床下が低い、基礎で奥へ進めない3つの状態
図解:クラベルカ(AI生成)

アサンテの公式Q&Aは、床下が狭い場合の対応を、現地調査のうえで案内するとしています。家の図面や入口の写真だけで、すべての床下を調べられるとは決まりません。

入れない理由調査時に聞くこと
点検口が見つからない既存の入口はあるか。新設する必要と場所。
高さが足りない外側や別の入口から見られるか。機器が使えるか。
基礎などで区切られているどの部屋の下まで通じ、どこから未確認になるか。
床下空間がほとんどない建物の構造に合う調査・防除方法は何か。

人が入れない場所なら、カメラなどを使う方法も候補になります。ただし、入口、障害物、撮影方向によって見える範囲は変わります。「機器を使うので全部見える」と受け取らず、実際に確認した位置を聞きます。

調査報告には「見られなかった場所」も残す

間取り図の上で、確認した床下と未確認の床下を色分けする図
調査範囲の記録例です。色は被害の有無や安全性を示すものではありません。 図解:クラベルカ(AI生成)

床下の写真が数枚あっても、家全体を見たとは限りません。どの部屋の下を写したかを間取り図と対応させ、撮影できなかった区画は別に残してもらいます。これは編集部が提案する、説明を比べるための記録方法です。

報告に残すもの読み違えないための確認
見た区画と入口どの入口から、どこまで進めたか。
写真の位置と向き写真がどの部屋・柱・配管の周囲に当たるか。
未確認の区画見られない理由と、別の調査が必要か。
見つかったもの・異常虫、シロアリの通り道(蟻道)、木の傷み、漏水などを区別する。

未確認の区画は、別の入口や機器で調べられるのか、工事が必要なのかも聞きます。新しい点検口を提案されたら、そこから見えるようになる区画を図面に示してもらいましょう。

未確認の場所を「被害なし」に含めないことが大切です。逆に、見えないから必ず被害があるとも言えません。分かっていることと未確認のことを分ければ、追加調査のための工事が必要かも相談しやすくなります。

泡で施工できても、点検できた範囲は別に確認

カメラによる調査、入口の相談、専門業者の泡施工を分けた図
図解:クラベルカ(AI生成)

ダスキンは2026年4月、人が床下へ潜らずに行う泡状の薬剤施工を発表しています。専用パネルで点検口を覆って泡を送り込み、最も遠い換気口付近へ泡があふれ出る様子で、薬剤の到達を確認する仕組みです。

同社は、「入口が一切なくても、どの構造でも使える」と説明しているわけではありません。また、泡を行き渡らせる工程と、部材の状態を目で点検する工程は違います。自宅への適用可否と調査の範囲は、別々に確認してください。

提案された方法先に聞くこと
機器を使った調査撮影できる範囲と、障害物の先の扱い。
点検口の新設工事の必要性、場所、構造への影響、復旧費。
人が潜らない施工適用できる構造、薬剤の到達確認、未処理箇所。

同社の発表は、一部の店舗で取り扱いがないことも案内しています。新しい工法の名称だけで依頼を決めず、対応店舗に図面や現場を見てもらいましょう。薬剤の施工を家庭でまねるための方法ではありません。

追加工事と保証は、未確認の区画も含めて聞く

未確認の範囲、追加工事、保証条件を報告書と見積書で照合する図
図解:クラベルカ(AI生成)

点検口を作る場合は、その工事費と防除費を分けます。点検口を一つ増やしても、区切られたすべての床下へ入れるとは限らないため、新設後に見られる範囲を先に聞いてください。

契約前の確認書面に残したいこと
調査と施工の範囲未確認・未処理の区画があるか。
追加工事入口の新設、家具移動、床の復旧の費用。
定期点検次回も入れない場所をどう確認するか。
保証未施工部分の扱い、再施工と被害補償の条件。

長い保証期間だけでは、自宅のどこまで対応してもらえるかは分かりません。調査報告の間取り図と見積もり・保証書を並べ、同じ範囲を指しているかを確かめてから依頼します。

クラベルカ編集部

害虫対策や業者選びの疑問を、公的機関の資料や事業者の案内をもとに、暮らしの言葉でお届けします。

参考資料・編集について

以下の資料を参考に、編集部が家庭向けに構成・執筆しました。写真・イラストはイメージで、図解は本文の要点をまとめたものです。

  • アサンテ:Q&A「調査について」・床下が狭い場合(2026年10月3日確認)
  • ダスキン:薬剤を泡状にして床下に充満させる新工法、2026年4月1日(2026年10月3日確認)
情報の掲載方針

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